「アジのアタリは繊細だ」
「アジのジグヘッドは1g以下が標準だ」
なんて固定概念を持ってアジングをしていませんか?
アジングってもっと簡単に釣れるんです。
無理に軽いリグを使っって、わざわざ楽しいアジングを無理に難しくしています。
活性の低い釣るのが難しいアジを釣るのではなく、比較的簡単な高活性なアジを釣っていくのが
絶対に楽しい!
そんな間違いだらけなアジングはもっと上手になってからにしましょうね。
初心者でもアジの釣れる季節は?
初心者でもアジの釣れる季節は、 差があるため 一概には言えないのですが 一般的に 多くの会議で見られるパターンについて お伝えします。
アジングは はじめの一匹を釣るのがとても難しい魚であるので、 まずは簡単に釣れる季節から始めないと「アジングは難しい」と一回の釣行だけでやめてしまうこともあるかもしれませんね。
どのポイントでもそうですが 年によってアジの当たり年がハズレ年があるので、 毎年釣れているポイントでも 今年は釣れない 現象に見舞われることもあります。
1月~3月
気温の低下に伴って水温も冷たくなり、アジの活性は低くなってくるので、初心者には難しい季節と言えます。
水温が意外と暖かい場所では、アジの活性は比較的に高くあるので、アジの群れにさえ当たれば、簡単に釣れることもあります。
そういったポイントを開拓しておくと、この季節でもアジングは楽しめそうですね。
4月~6月
産卵を意識したアジが接岸してくるので、大型アジが釣れる場合があります。
しかしながら、大型アジが釣れるポイントは多くの釣人での場所取り合戦が繰り広げられるので、なかなか苦戦するでしょう。
数少ない大型アジを狙うことになるので、この季節も初心者には厳しい時期と言えます。
7月~8月
7月~8月は漁港での豆アジが楽しめる時期です。
その気になれば100匹も釣れることもありますが、豆アジは吸う力が弱いのでアタリがわかりにくく、アタリがわかったとしてもなかなか釣り上げることが難しいです。
豆アジが吸い込めるようにジグも1g以下のものを使うのが一般的になるので、初心者にはオモリの存在が感じられずに釣るのが難しい時期だと言えます。
逆に豆アジが釣れるようになれば、アジングは楽しい数釣りも夢ではないです。
9月~11月
9月にはいると中アジが様々な場所で釣れるようになり、初心者のかたでも、アジングを楽しむことができます。
しかし、この季節は他の魚も簡単に釣れる時期になるのでよく釣れる有名ポイントが釣り人だらけで、釣りができないケースが頻繁に起こります。
その分、いろいろな場所で釣れるので、有名ポイント付近で釣り人がいないポイントが存在するものなので、ランガンしながら探していくのが釣果アップのポイントです。
日曜や祭日以外に釣りに行けるのであれば、有名ポイントでやってみるのが一番の早道ですよ。
12月
12月は気温が下がってくる季節であるので、水温の低下によりアジの数が減り苦戦してしまう場合があります。
まだまだ水温は暖かな場所が多く、アジの群れさえ発見でき
れば、アジの活性は高いので、数釣りを楽しむことが出来ます。
群れを発見できるか否かで、釣果の差がハッキリわかれる季節だとい
えます。
アジの釣れるポイントは?
アジの釣れるポイントと言えば、漁港内です。
漁港内と言っても場所が広いので、闇雲にジグヘッドを遠くに投げている方をよく見かけます。
「これでは釣れません」
アジのポイントは「多くのエサが集まる場所」「外敵に襲われにくく、休憩ができる場所」を意識すれば簡単に見つけることができます。
多くのエサが集まる場所
アジのエサは小魚やプランクトンです。小魚やプランクトンは海の流れに逆らえないので、流れに身を任せて生きていますね。
早い流れの中では特にプランクトンは散らばっていますが、2つの流れがぶつかっている場所では渦巻きができやすくなり、そこにプランクトンが強制的に集まってくると言えますね。
そういったエサが集まりやすいポイントを羅列して書いてみると
- テトラポットが崩れている場所
- 防波堤が折れ曲がった部分
- テトラポットがなくなる切れ目
- 防波堤のつなぎ目
- スロープ
- 湾奥のどん詰まり
- 流れ込み
- 桟橋の影
- 船と船の間
- 沖の岩礁周り
こういった少しでも流れに変化がある障害物の周りはアジの群れがいることが多い。
外敵に襲われにくく、休憩ができる場所
でいかに楽して、多くの食事を食べたり、しんどいことをせずに休憩したいと思っているのは、動物の本質であり、人間にも当てはまりますね。
そういった本質を考えると、魚がどこにいるのか簡単に想像できますよね?
アジが休憩できそうなポイントを羅列してみると
- 船が通れるように海底を掘っているミオ筋
- 堤防周りにある敷石のブレイク
- 堤防の足元周りにある海藻
- ゴミが流れ着く湾奥のゴミの下
などです。こういった場所も忘れずチェックするようにしてくださいね。
隣がたくさん釣るのに、自分は釣れないのは?
「隣の釣り人が釣れているのに、自分はさっぱり釣れない」という状況って誰でも経験したことがあると思います。
アジングに限らず、こういった状況では何かが釣れている人とはズレています。
アジングでは、ほとんどの場合にアジのいるタナとワームのタナがズレています。
アジは少しでもタナが外れると釣れなくなる場合が多いです。しかもやっかいなことにアジのタナはコロコロと変わるので、その都度、アジのタナを探りながらの釣りになります。
よく釣れている人が釣っているタナやワーム、ポイントを観察して真似をするのが一番釣果を伸ばすポイントです。
アジのいるタナを見つける方法
アジのいるタナを見つけるには、ルアーをキャスト後、表層からボトムを探っていくのが一般的です。
表層からボトムを探るのは、アジが表層に浮いてるときに、ボトムから探っていくとせっかくアジが表層に浮いてるのに、ルアーを追いかけてボトムに沈んでしまうことがあるからです。
ルアーを表層に投げて、表層をそのままゆっくりとリールを巻き取ります。
アタリがなければ、ルアーを投げて3カウント数えてからゆっくりとリールを巻き取ります。
それでも、アタリがなければさらにカウントを増やして同様にゆっくりとリールをただ巻くだけです。
すると、アジがヒットしなくても、「コツン」というアタリがあるはずです。
そこがアジのいるタナです。アジがヒットしない場合はアクションを付けてみると釣れる様になるはずです。
軽いリグを無理に使っていないですか?
使って、小さなアタリで釣るんでしょ?
それじゃアジは釣れんわ!
潮の流れや風によってその日に使えるジグヘッドの重さは変わってきます。
何をやっているのかわからない重さのジグヘッドよりも、存在が確認できるジグヘッドの重さのほうがアジを釣れる可能性は上がります。
なので、まずはじめは軽量ジグヘッドにこだわらず、自分がその環境で感じれる最小のジグヘッドで始めてみましょう。
まずは、1gで始めてみて、着底を確実に感じれないようであれば、少しずつジグヘッドを重たいジグヘッドに交換していくことが釣果を伸ばす秘訣です。
1.5gでも感じ取れない場合は2gでもOK!
ジグヘッドの存在がわかりにくい場合は軽くシェイクをすれば、何となく分かるようになるものです。
こちらの動画でプロテスタさんが3分30秒のところで話しています。
アジングで使うラインは何がいい?細いほどいいの?
アジングなどのスピニングリールを使ったルアー釣りの場合に限らず、ラインを細くすればするほど風の抵抗やラインとスプールの抵抗を軽減できるので飛距離アップやアタリがわかりやすくなったりします。
しかし、ラインを補足すれば魚がヒットしたときにラインブレイクの原因になったり、地球を釣ってしまった場合にちょっと引っ張っただけでラインが切れてしまう・・・・・・
だから、慣れるまではあまりに細すぎるラインは避けたほうがいいでしょう。
参考までに下記よりも細いラインは使わないほうがいいでしょう。
PE ライン⇒0.1 号
エステルライン⇒ 0.3 号
フロロカーボン⇒ 1.5lb(約0.4 号)
ナイロンライン⇒ 2.5lb(約0.6 号)
初心者がアジングで最も使いやすいラインはフロロカーボンかナイロンラインです。
フロロカーボンは他のラインに比べて巻きぐせが使いやすいという欠点がありますが、アジング用の細いラインであれば、その欠点を補うことができます。
フロロカーボンは比重が大きいので、風に流されにくく伸びも少ないので感度も期待できるメリットが大きいです。
ナイロンラインは初心者が最もトラブルなく使用できるラインですが、水の浮かびやすく、伸びやすい性質のため、アジの繊細なアタリが分かりづらい傾向があります。
ただ、最近のアジング用のナイロンラインは伸びの少ないものも販売されていて、実際に私も使ってみましたが、ほとんど問題なくアジを釣ることができました。
で、ナイロンかフロロカーボンのどちらがアジング初心者におすすめかというと、フロロカーボンがおすすめです。
なお、ある程度アジングのコツがわかってきたら、エステルラインに移行するというのが一般的です。
アジのアタリを見逃している
ロッドティップに伝わってくる「ブルブルッ」って伝わってくる大きなアタリだけを待っていませんか?
アジのアタリは手元に伝わってくる前にラインに変化があります。
アジのアタリが多く出るのはフォール中やアクション後のフォールに頻発します。
フォール中にボトムに着いていないのに、ラインが止まったり、逆にスッと速度を増して走ったり!
それがアタリです。
ラインに出るアタリは、明確にわかりやすいアタリもあれば、ほんのわずかに動くアタリもあります。
「何かがおかしい!」って感覚があれば、即座にアワセを入れればアジが釣れていることもありますよ。
ラインの変化を読み取るにはロッドティップから垂れ下がった海面近くのノの字にたるんだ部分がアタリが取りやすい。
ラインの変化でアタリを取るためには、視認性のあるラインを選択するのもアジングをする上では重要な要素と言えるでしょう。
まずは、初心者はアタリのわかりにくい夜釣りではなく、日中の釣りに変更しましょう。
日中でもアジが釣れるジグヘッドのワインドやメタルジグを使ったリアクションの釣りがありますよ。
ラインテンションが出来てない
アジのアタリはフォール中の集中すると言っても過言ではない!
ジグヘッドのついたワームをキャストして、ラインを全く気にせずに着底まで待っていませんか?
ジグヘッドをキャストし着水すると同時にスプールをサミングして、ラインスラッグをなるべく失くしましょう。
風でいっぱいラインが出ていく状態であれば、リールでラインスラッグを取ってから、リールのスプールを返し、フォールを開始するほうがアジを釣れる可能性は上がります。
ジグヘッドのフォール中もスプールへサミングをして、ほんの少しラインテンションを掛けながら落としていくのが、フォール中のアタリを感じるキモだと思っています。
ラインテンションは掛けすぎてもジグヘッドがよってきてしまうし、掛けなさすぎてもアタリがわからなくなってしまうので難しんです。
ラインテンションの掛け方はロッドとラインの角度が90度近くをキープするようにする。
この状態を意識するだけでもアジのアタリは増えてくること間違いない。
まとめ
- 軽量ジグヘッドにとらわれず、自分が使えるジグヘッドを使うことやラインスラッグでアタリを取れる。
- など凝り固まった固定観念に縛られずアジングを楽しんでもらいたいと思っています。
- 目的はアジを釣れるようになることであって、自分のスタイルを貫くことでないはずです。
- 自分のスタイルを貫いている残念な方にはならないようにしていただきたいと思います。