アジングロッドは1本持っているのですが、ライトアクションでアジが釣れても楽しくないのでもっと1匹1匹を楽しく釣りたいと思いロッドを探していたところ、リアルフィネスのロッドにたどり着きました。
ガルプで有名な?アブガルシアの2018年3月に発売されたニューロッドです。
国内カーボン100%でつくられたTAF製法というブランクスの設計の革新を狙った製品だそうです。
持った瞬間の第一印象
スペックでは55gとわかっていたが、実際に持って見ると「軽い、全体に細い」と思った。
こんなベロンベロンなアジングロッドは初めてだ。普通はアジの微妙はアタリを取るために先しか曲がらないファーストテーパが多い。
元径が6.6mmしかなく、まるで少し硬いトラウトロッドようだ。
「これは失敗したか!」と思ったが、結構ロッドの復元力があるので使えるかも・・・
使ってみるまで期待に胸が膨らみますね。
リールシートはフジとの共同開発で4年も費やしたそうで、リールシートが赤色でカッコがいい!
買って送られた来たケースはダンボールに入っているだけで、プラスティックケースは付いていない。
これぐらいな簡易ケースがこれからの主流になっていくのでしょうね。
だって買った後のプラスティックケースが邪魔で仕方がない。
実際に使ってみた感想
7月の14日の土曜日に淡路島に行ったのだが、海水温が高いためか、アジは釣れなかった。
代わりに釣れたのは、20cm程度のガシラが5匹。
気を取り直して2頭目は少し遅めにラインを離す。ロッド全体がよく曲がるので1gのジグヘッドでも
初めて投げた時、いつものアジングロッドと違いロッド全体がよく曲がるので、ラインを離すタイミングが早すぎたみたいで全く飛ばなかった。
「ウォーめっちゃ飛ぶ」と叫んでしまった。
何投もしなれてくると感度がすごくいいのが感じれるようになった。
無風であれば0.8gのジグヘッドや0.6gのジグヘッドでもどこにあるのかわかりやすい。
感度は抜群にいい。
だが、夕方になってくるにつれ、風が強くなってきたら、ラインが張れないため何をやっているのかわからなくなった。
使っているラインはエステルの1LBととても細かったのだが、やっぱり風が吹くと感度は悪くなる。
仕方がないので、2gのジグヘッドでワインドをやってみたのだが、スーパーウルトラライトアクションのスローテーパだが、チューブラーチップなので意外とワインドはダートアクションが出来た。
めちゃくちゃ楽しいロッドだ!
たかが、20cmのガシラだったが、ロッドがよく曲がってくれるので1匹釣るのが楽しい。
トラウトロッドのようによく曲がってくれるのだが、折れそうに思えるような強度のないロッドでもない。
ロッドに強度があるので20cm程度であれば、簡単に抜き上げられし、なんの不安もない。
これなら30cmでも余裕であしらえるかもしれない。(まだ釣っていないのでわからないが・・・)
最新のロッドテクノロジーは素晴らしいと感心した。
これは買ってよかったと思えるロッドです。